結論から言います。
10万円あればドレスコーズ のツアー、全通できます。
※出発地:大阪の場合。
※チケ代、ドリンク代は除く。
※現地での食費移動費おみやげ代ロッカー代なども除く。
※遠征費(宿泊費+旅費)のみ。
出張の場合、会社に請求できるお金と考えたらわかりやすいと思います。
今回のドレスコーズのツアー “dresscodes plays the dresscodes” の予算。
昨年末、今年の手帳をおろしてはじめて書いたページ。
あれは去年のクリスマス・イヴ。
ツアーの開催が発表になり日程を見た瞬間、いける!全通する!ありがとうサンタさん!とすぐさま来年(ていうか今年)のまっさらの手帳に予算案を書きました。先手必勝(使い方合ってますか?)で、ツアーのチケットの先行予約がはじまる前からホテル検索、各社航空会社のサイトをヒマがあれば見て、情報をメモりました。お金の計算は苦手なほうですが、ツアーの予算を考えるのは、めっちゃたのしいです。遠足の前日の比じゃないです。
今回のツアーのテーマは「とにかく安く!」ではないです。
もうオトナだし、仕事が忙しい時期だったので、以下のポイントをふまえて予算を組みました。
- 遠方への移動は、飛行機か新幹線。(バス・鈍行は使わない)
- LCCを使う場合も広めの席を事前に確保。(フライト中に仕事をするため)
- ライブ会場に徒歩で行けるホテルに宿泊する。(手ぶらでライブに行けるように)
- できるだけ大きい机があるビジネスホテルに宿泊する。(ホテルで仕事をするため)
ツアー中、東京も急遽日帰りから泊まりに予定変更したため、最終的には合計114,820円でしたが、変更前の予算は、合計100,440円でした。
全部飛行機と新幹線。調子に乗ってJALのクラスJに何回か乗ってこのお値段。クラスJのシートに座って雲の上で飲む、川島良彰氏プロデュースのコーヒーは本当に美味しかったです。JALのCAさんの制服のワンピースがいちばんかわいいと思います。JALが大好きになりました。
今回はまあまあのリッチコースでしたが、例えば新幹線のきっぷを金券ショップで買ったり、高速バスを使えばもっともっと安くおさまると思います。10万あればヨユーです。しかも10万一括で支払うわけじゃないし、ツアーの半年くらい前からコツコツ払っていくワケだから、そんなにキツくありませんでした。
では、ツアー先で使った経費を財務アプリを見てふりかえってみます。
◉初日仙台(5/19-5/20 仙台泊)8,902円
内容:飲み物とか牛タン定食とか喫茶店とかドリンク代とかセブンのコーヒーとか空港までの交通費とかおみやげとか
◉2本目札幌(5/26-5/27 札幌泊)14,665円
内容:セブンのコーヒーとパンとか飲み物とか喫茶店とかドリンク代とかジンギスカンとかドトールとか空港までの交通費とかおみやげとか
◉3本目福岡(6/2 日帰り)10,343円
内容:豆乳とか空港でスタバとかコワーキングスペースとかラーメンとか喫茶店とか喫茶店とかドリンク代とか空港までの交通費とかおみやげとか空港でラーメンとか
◉4本目岡山 (6/3 日帰り)3,940円
内容:喫茶店とかロッカー代とかドリンク代とかラーメンとかおみやげとか新幹線の中でもみじ饅頭とセブンのコーヒーとか
◉5本目大阪(6/9 地元)600円
内容:ドリンク代
◉セミファイナル・名古屋(6/9 日帰り)2,743円
内容:飲み物とかロッカー代とかドリンク代とか喫茶店とかおみやげとか現地での交通費とか
◉ファイナル・東京(6/16-6/17 東京泊)12,157円
内容:ロッカー代とか喫茶店とか建築の日本展とか喫茶店とかドリンク代とか食費とか喫茶店とか喫茶店とか飲み物とかおみやげとか現地での交通費とか
以上。
内容をふりかえってみて、今回はツアー先でレコード屋古本屋に全く近づかなかったことに気がつきました。仕事が忙しかったから仕方なかったけど、ちょっともったいなかった気もします。喫茶店はまあまあ行きました。
それでは、総合計を上記の経費を含めて計算してみましょう。
チケット代は、手数料も含めて7公演分合計で、30,968円です。
このツアーで使ったお金、総合計は……
199,138円!!!
まあまあ使いました。
でも、これが外タレだったら、
東京ドームでのローリング・ストーンズだと考えたら、
日本武道館のポール・マッカートニーだと考えたら、
7公演も観られませんよね。
まあ、おみやげとか喫茶店とか純喫茶とかコーヒーとか、おさえられた経費はたくさんあると思います。総額のうち約4割がドレスコーズ 以外に使ったお金です。もっと上手にやりくりする方法もあるかもしれません。でもわたしの場合、建築めぐり喫茶店も含めてツアーですから。
話がそれた気がしますが、
とにかく。
ドレスコーズの全国ツアー “dresscodes plays the dresscodes”は、20万かけても観に行ってよかった!と思うぐらい価値のある、前代未聞の素晴らしいツアーでした。しまのキャリアでいちばんいいツアーだったと思います。逆に言うと、 このツアー全公演を20万で観ることができたと思うと安い!です。
どんなに素晴らしかったかは、次回から書いていきます。
なんで、お金の話からはじめたのかは、自分でもよくわかりません。